不動産売却虎の巻5 査定依頼その1
□ 売りたい住まいの売却価格の相場観はつかめていますか
□ (住替えの場合)新しい住まいの販売価格の相場観はつかめていますか?
・本格的な売却活動や不動産会社さんに査定を依頼する前に「査定」について少し勉強してみましょう。
・住まいの売却を考えた時にもっとも気になるのは、「いくらで売れるのか」。
・実際の販売金額は不動産会社に査定をしてもらいますが、その前にご自分でインターネットや住宅情報誌等で事前情報を手に入れ、売却価格のめどをつけておくとよいでしょう。売却を考えている不動産のそのエリアで実際に売りに出されている物件や物件価格を参考にしたり、今の住まいの想定売却価格を調べられるシステムなどのインターネットの簡単査定を利用すれば、簡単にある程度の相場観をつかむことができます。道路の向きや陽当り、建物の状態などで価格が大きく変わってしまう事もありますが、全く知識がない状態で不動産会社に売却の相談をするよりも納得できる売却が可能になりますので下準備と考えてください。大事なのは、あらかじめ下調べしておくことにより、多少の知識ができるので、不動産会社から出された査定価格について質問することもできます。また、簡易査定や机上査定だと本格的に動いてくれない不動産会社もあります。そういうスタイルの会社の場合、販売に関しても小まめな報告がなかったりしがちなので、そういう事もわかるのもメリットのひとつになります。そして、何もわからないと不動産会社任せになってしまい、いいようにされてしまう危険もあるという事です。
また、買い替えや住替えを考えているのなら、買い替え先となる新しい住まいのある程度の相場もつかんでおきましょう。
希望エリアで条件を満たす住まいがだいたいいくらなのか。売却価格の下調べと同様、インターネットや住宅情報誌を活用して相場観をつかんでおくことも大切になります。
売却価格、購入価格それぞれの価格帯をある程度つかむことで、おおよその資金計画が立てられるますので、まずは情報をチェックしてみましょう。
■査定依頼をするときに準備をしておくもの
【査定相談をスムーズに進めるために準備をしましょう】
・不動産を売却する際に必要な書類をそろえておくとこで売却査定はスムーズになります。
もし、必要書類などが見つからない場合でも売却査定はできますので安心してください。
• 権利証(登記識別情報)購入した後に司法書士から送られてきた書類です
• パンフレットなど購入時の契約書一式(間取り図または設計図書、確認済み書)
• 住宅ローンの返済明細、関係書類
• マンションであれば月の維持費がわかるもの
• 固定資産税納付
不動産売却に必要な書類が見当たらないがどうしたらいいのかわからない場合はお気軽にドリームキャストにご相談下さい→
■査定とは何を見て、どうやって出すの?
「査定」とは、不動産会社が現在の市況と照らし合わせ、過去の成約事例など多彩なデータをもとに「売れる価格」を割り出すことです。
・住まいの査定方法には「簡易査定(机上査定)」と「訪問査定」の2種類があります
■簡易査定(机上査定)
近隣の不動産取引事例や公示価格、路線価などを基に机上査定をして概算価格を算出します。
簡易査定(机上査定)は、定依頼対象の物件を実際には見ないで近隣の売り出し事例や成約事例、公示地価といった基礎データをもとに、文字通り机上で行う査定のことです。現地確認の手間がない分、スピーディーな回答が得られますが、おおよその価格のため、実際の価格との誤差が生じる可能性があります。
・まず資産価値を確認したい方はこちら
・訪問査定
・訪問査定は、査定依頼対象の物件を外観だけでなく家の中も実際に拝見させていただき、より具体的に売却可能金額を出していきます。
実際に現地のお住まいや不動産を訪問し、机上査定の内容に加え、室内の状況、管理状況、雨漏りなどの瑕疵などもチェックしてその内容を参入して、より実際の不動産取引額に近い金額を算出します。
・より詳細な査定金額が知りたい方はこちら
・一方、訪問査定は、簡易査定のもとになる「基礎データ」と、不動産会社の担当者が現地を訪問して得た「現地の状況」の2つの側面から査定を行う方法です。建物や敷地の状況を見た詳細な報告をもとに査定価格を算出するため、信用性の高い価格を提示してもらえるのがメリット。買い替えを決意し、具体的に売却に向けて動き出したい、リフォームなどを施して住まいの市場価値を上げる努力をしている物件の売却を考えているなら、訪問査定を選択することをおすすめします。